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タイトルどおり、pixivなどで書いたざくアクSSの保管場所です。 内容に差異はありませんが、ショートショートにまとめられていた話などは細かく分けられています。
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イリス様のバニーガール姿を妄想したら書きたくなった話。
つぶやいたらまさかのイラスト化で僕大歓喜。

+ + + + + + + + + +

「たのもーっ!」
「いや、デーリッチ、道場じゃないんだから……」
「しかも、私達って今チャンピオンだから、たのもーされる方だよね」



「ハロー、ウェルカムオンザステージ♪」



「――いや、ちょっと、何やってんのイリス!?」
「バニーガール姿でノリノリでちー!」
「アイム・コロシアムズ・コンパニオン・ナウ。オーケー?」
「コンパニオンって……イリス、確かそもそもこの冥界闘技大会の主催者じゃなかったっけ」
「イエース。もっとも、当初の大義はとっくに果たされてるわけで」
「あー、イリスを救出できる猛者を募集してたんだっけ」
「もっとも、だから用済みかと言えばまったくそんなことはナイ。チャンピオンになったユーたちを打ち負かそうとして、引き続き猛者たちが集まってくるのサ」
「ふふん、チャンピオンの座は気分がいいでちー!」
「だけどまあ、うかうかもしてられないね。毎回勝てるとは限らないし」
「しかもこっちは誰が相手かわかんないんだよねー……まあ、ハンデとしては納得してるけど」
「アー、ちなみに今日は言うまでもないが――」
「わかってる、イリスは今回は私たちのチームには入れないんだよね?」
「イエース。今日はスペシャルコンパニオンとしてマスターオブセレモニーを務めさせていただきマース。その代わり、今日のウィナーにはボーナスチケット二倍をサービスシマース!」
「おおー! イリスちゃん太っ腹ー!!」
「まあ、冥王姫が自らコンパニオンをやるってんだから、今日は特別な日になるってことよね……」
「――特別ついでに、できればエステル、ユーもコンパニオンやってみないカーイ?」
「お断りだよ。話が急すぎるって」
「まあナー。でも、ユーだってバニーガール姿披露してたダロー?」
「仮装大会の時かっ!? いや、あれは仕方なく、っていうか誰かの陰謀を感じる……!!」
「言っとくけど私じゃないからナ。仮装大会自体は私が王国入りするより前からやってるんダロ?」
「あんた以上に心当たりがありすぎる奴がいるよ……!」
「けど、陰謀って言ってもナー。実際似合ってるし、仮装大会の時は黒の衣装だったけど、私的にはピンクの衣装着せて並び立ってみたかったりナー?」
「あ、確かに絵になりそう」
「おいちょっと、マリーまでイリスの意見に抱き込まれるなって」
「ククク、外堀を埋めていったほうが良さそうだナァ?」
「やめてよちょっと!?」
「ま、その話は今は置いといて。今日は是非とも参加してもらいたいデース」
「やるやるー! ふふふ、今日も返り討ちにしてやるでちー!」
「まあ、クジが二倍もらえるのはおいしいよねぇ……コンパニオンやるより気が楽だし」
「もったいネェナー。絶対、人気出ると思うんだケド」
「普通に惜しんでるね……」
「ま、それじゃヤルってコトで、控え室に案内シマース。時間までしばらくウェイトプリーズ、オーケー?」
「いぇーい!」
「張り切ってんなー、デーリッチ。ま、私たちも思いっきりやりますか、マリー?」
「ああ、全力で行くとしよう」





******





「――レディース・アンド・ジェントルメン! トゥデイ・イズ・スペシャルデイ! 今夜はこの私、冥王姫イリスがマスターオブセレモニーを務めマース!」



「ウオオオオー!!!!」
「バニー姿がよくお似合いですー!!」
「イリス様ー!! 私を踏んでくださーい!!!!」



「おい、不健全な歓声が混じってるんだが」
「でも、噂によるとイリスに踏まれたい人の数は整理券を配るほどの行列ができるほどだとか」
「どこで聞いたんだよそんな噂……」



「レッドコーナー、ディフェンディング・チャンピオン! ハグレ・キングダム!!」



「きゃー!! あれが噂の煉獄ピンク、エステルさんですってー!!?」
「ウオオオー!! 俺も燃やされてえー!!!!」



「おい、さっきより気味の悪い歓声が聞こえてきてるんだけど!?」
「黄色い声はさすがってところだけど、燃やされたいってのは何なんだ……」



「ブルーコーナー、ブレイブ・チャレンジャー! ドラゴンウーマン・リューコ!!」



「――チッ、ふざけた格好しやがって……こんなのが冥王の娘だとはな」
「フフン、イエース。だが、ユーにはまだ私への挑戦権は無いネ」
「見下してくれやがる……」
「ククク、相手をしてほしいならまずは目の前のハグレ王国を破ることダナ。もっとも、奴らはすでにこの私にさえも膝をつかせているし、その後もめきめきと実力を伸ばしている。果たして、今のユーが相手になるカナ?」
「舐めんじゃねえ、実力を伸ばしているのはこっちだって同じなんだ! 最初から全力でいかせてもらうぜ!!」
「オーケー、ナイスソウル。さて、レッドコーナー、ハウアーユー?」
「アイムファインセンキュー、ってか。いい感じにボルテージを上げてくれるわね?」
「リューコちゃん、こっちも全力でやるでちからね! 返り討ちにしてやるでちっ!!」
「ぬかせっ! 今日こそはお前たちを倒してやるっ! 竜変化っ!!」







「オーケイ、スタンバイ! バトルラウンド――レディー、ゴーッ!!」
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ざくざくアクターズというフリーゲームの二次創作をやっています。ネタが思いつくかどうかは気まぐれなので不定期更新。
主な活動場所はpixivで、この場所はあくまでも保管庫として活用しています。
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