タイトルどおり、pixivなどで書いたざくアクSSの保管場所です。
内容に差異はありませんが、ショートショートにまとめられていた話などは細かく分けられています。
+ + + + + + + + + +
「ございます! ございます! あなたの健康がここにございます!」
(うわ、お呼びじゃない人だったでち……)
(デスノかギャンガーだったらまだよかったのにナァ)
「今回、あなた方に紹介いたします商品はこちら! 豊胸丸!」
(もう何回聞いたかわからんでちよ……)
(まあ金も余ってるし、一応効果はあるみたいだし、特に断る理由もないよナァ)
「言い値で買うでち」
「ありがとうございます! この商品の真の価値を――」
「うるさいからさっさとどっか行けでち、さもないと」
「――飴玉にして踏み潰すゾ、アアン?」
「……こ、この人達、金払いはよろしいですが怖いでございます……!!」
「つーわけで、ホレ」
「なんで迷いなく私に渡しにくるんですか!?」
「ウーン、駄洒落としてはいまいちダナ」
「駄洒落じゃねえよ! ていうか毎回毎回こんな嫌がらせして飽きないんですか!?」
「まずオマエが毎回そんなハジけた反応するのが悪いんダゼ」
「うっぐ……け、けどいくらなんでも!」
「まあ、一番大きいのはボルト落としが攻撃力依存なのと、防御力がウィークポイントなところだろうケドナ」
「だからって最優先するほどの理由じゃないでしょう……それを言ったらイリスさんだって、スノーブレードの威力を出すためには攻撃力を強化しなきゃいけないじゃないですか」
「確かに、アレ氷属性ついてるから私は特に相性がいいが……魔法書読めば誰でも使えるカラ、オマエにだって言えることなんダゼ?」
「そう来られると反論できませんが……そもそも攻撃力も防御力も、本来は特技タイプの人が優先されるべきじゃないですか。どれだけ理屈を並べられても、私に回ってくるのには悪意を感じます」
「ユーシー。以前に胸の小ささを気にする素振りを見せたオマエだからな、そこへ豊胸丸なんて名前のアイテムが現れりゃ、オマエに貢げって言われてるようなモンダ」
「気にしてませんっ! エステル先輩が勝手にイジりに来ただけです!」
「説得力ネェナァ。アア、ソウダ――」
「っ!?」
「揉んだら大きくなるかも知れネェナァ?」
「…………ゲホ」
「……何があったんだ、イリス。逆さまで壁にめり込んでるなんて」
「オー、参謀サン……いや、インガオホーってやつサ」
「因果応報、ね。さっきメニャーニャさんが涙目で走り去っていったが」
「イエス。ちょっと悪ノリが過ぎたネ」
「……場合によっては厳重注意ものだね」
「アイシー。けど、ついついイジりたくなっちまうんだよナァ……」
「……反省の色無しか、まったく……」
「あれだけ打てば響く反応を返されたらネェ」
「ともかく、あとで図書室に来てくれ。注意ついでに手当てもするから」
「オウ、ソーリー……」
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こうと
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性別:
男性
自己紹介:
ざくざくアクターズというフリーゲームの二次創作をやっています。ネタが思いつくかどうかは気まぐれなので不定期更新。
主な活動場所はpixivで、この場所はあくまでも保管庫として活用しています。
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